好きって感情は結構包括的というか、具体的ではないことも多いな～～と思うので、私は結構わかりやすく置き換えがち。
食べ物なら、私は「もっと食べたい」と思うものがイコール好きな食べ物。
音楽や映画、本なら、「もっと聞きたい、また見たい/読みたい」、あるいは、「二度は見られない（見たいとは思わない）けど長く覚えている/覚えていそう」と思うものが好きな作品です。
好きな見た目（顔とか）は、「ずっと見てたい」「頻繁に見たくなる」が好きな見た目。
好きなアイドルは、合わせ技で、好きな音楽・好きな見た目が合わさった分量の多い人たちが好きなアイドルになります。
好きとはどういうことか？という感覚は、人によって違うと思う。
じゃあ人間は？って思うと、「『その人がふだんどんなことを考え、何に怒りを感じ喜びを覚えるのか』を知りたい」と思うのが好きな人。
たとえばある一つの出来事があったときに、あの人はどういうふうに感じるのかなあ、とふと浮かんでくる顔があったら、それはもう好きな人って感じです。恋愛友愛家族愛などなど形は問わず。さらに、相手がそれらを教えてくれるかどうかは問題ではありません。ほかでもない「私」が「あなたの思想や考えを知りたい」と思うことが、私の意識における「好き」という感情。教えてくれないから好きじゃない！となったとしても、それはまったく別のベクトル。（むしろそれは、人間関係がうまく構築できていないんだなと感じる。）
BTSって、私にとっては「好きな人に思うこと」を抱く頻度が高い。顔も音楽も好きだから、ずっと見てたいと思うし、長く聴きたいと思う。けど、それ以上に「あなたたちはどういうことを考え、感じ、日々を生きてるのか」がとても知りたい。気になる。まさにBWLで、この感覚が同じだからこそ、この曲も耳馴染みがいいんだろうなと思う。
もちろん外に出せないところがいくらでもあるのは承知の上で、知りたいなあと思っているし、知れないところがあることで好きじゃなくなることはない。同時に、そんな好きな人が、「あなたのことを知りたい」と言ってくれることによって、自分だけの一方通行の思いであるという空しさとは無縁。「好きな人」との関係の上で、ものすごく理想的。まあ、一対一の関係ではないので、人間関係を構築しているか？と言われると、友人や恋人、家族みたいなものとは全然違いますけど。笑
心地よく応援できているのは、こういう原因だろうなと考えたりしました。FESTAを見ながら。（英字幕のむのむかむさはむにだ…）
デビュー6周年おめでとう！
